カメラインターフェースの世界

20200824 メルマガ

お世話になっております。 日本エレクトロセンサリデバイス株式会社 営業企画室 竹迫です。
今回のお題は・・・

実は奥が深~い
カメラインターフェースの世界
暑いですね。とにかく水分取るようにはしているものの、水飲んだそばから蒸発していきそうな勢いです。
皆さん、熱中症にはお気をつけて・・・!!

今回はカメラのインターフェースについて。
ご存じの方も多いでしょうが、インターフェースが変わると、カメラの機能が大きく変わったり、 そのあとの画像の使い方にまで影響が出てくる、掘れば掘るほど奥が深いものです。
それぞれ一長一短があるので、お客様のカメラ選定に関わる重要ポイントに絞ってお届けします☆

目次

インターフェースって?

そもそもインターフェースってなんだ?って話ですが、これから話すのはカメラのハードウェアインターフェースのお話です。
だいたいカメラの選定時に「インターフェース」っていうと、ハードウェアのインターフェースを指します。

カメラで撮像した画像は、基本的にフレームグラバ―ボードや画像処理コントローラへ転送しますが、 たいていそれぞれ違うメーカーですので、接続端子に規格があり、それに準拠した設計になっています。
これからご説明する、Camera Link, GigE Vision, CoaXPressはその規格の名前です。
基本的にFA用途で使用する場合、高画質の画像を、連続で、大量に撮像しますので、 データをカメラから画像処理コントローラへ転送する速度が、画像処理の律速段階になることもあります。
他にも規格によって最長ケーブル長が違うので、設置環境によってインターフェースの違うカメラに変更しなければならないことも。
ただ繋ぐだけと思いがちですが、意外と侮れないのがインターフェースです!重要ポイントですよ~みなさん要チェック☆
インターフェース

簡単比較☆主要インターフェース早見表

ではでは、早速NED式インターフェース簡単早見表、だしちゃいます!・・・これは社内で大論争でしたけどね。笑
大論争になっちゃうくらい厄介なものを、ここに集約しましたので若干無理がありますが、ざっくりはわかるはずです!
★が多いものほど速い、長い、高いという意味になっています!細かい点は、社内大論争の結果を踏まえて後でまとめます。
interface table

適切なインターフェースを選ぼう!

早見表を見ていただければわかると思いますが、基本的にインターフェースは一長一短といった感じで、 すべてを兼ね備えているものは存在しません。
ということで、自社に適切なインターフェースを選んでいただくための確認ポイントを次にあげていきたいと思います!
finger
スペックを満たすカメラのインターフェースを確認
ラインスキャンカメラだと10GigE対応のものはほぼありません。
まず何が選べるのかを確認しましょう!
finger
必要な画像処理速度(タクトタイム)を確認
生産現場では検査速度が必要な場合もありますので最低限必要なカメラスキャン速度を想定しておきましょう!
finger
画像転送で必要な信頼性レベルを確認
早く大まかなチェック?ゆっくり正確に確認したい?
どちら寄りかをイメージしてください。
finger
カメラとコントローラ(PC)までの距離を確認
ここが分からないとインターフェースは決められません!
すぐ隣にある時はいいんですが、遠いときは要チェックです。
finger
自社内設備のインターフェースを確認
既にコントローラやフレームグラバ―ボードをお持ちなら、それを活用できるようにしましょう。
finger
予算の上限を確認
インターフェースが違うと、カメラはもちろん、ケーブルやフレームグラバーボードなどなど、結構金額が変わります。
いかがでしょうか~。
結構いろんな項目が相互に影響してくるので、コレならこのインターフェース!と決め打ちできないのが難しいところ。
インターフェースが変わるとカメラの価格やケーブルの価格も結構変わってきますので、予算も大事なポイントの一つです。

この後はNEDが手掛けたインターフェース選定事例を大公開☆

NEDが教える♪インターフェースの選定例😃

「必ずしもこっちじゃないだろ!」「いや、これも行けるよ、だって俺あそこのお客さんで・・・」とまぁ盛り上がること。笑
ということで、NED営業が遭遇した実際のケースで、どんなパターンがあったのか、ちょっと意外な選定ポイント、などなど聞いてみました。
person1
ラインスキャンカメラとコントローラの間の距離が遠く、検査タクトタイムも上げたいというご要望。
実験ではラインスキャンカメラのスキャンスピードが60kHz必要でかつカメラとコントローラ間の距離が25mあったので、カメラスピードと転送距離の二つ条件を満たすCoaXPressに決定。
person2
画像処理コントローラは事務所、撮像カメラが生産ラインにあるという環境で30m離れているため、 CoaXPressとGigE Visionが候補インターフェースになった。
最初は画像取込みの信頼性からCoaXPressを検討したが、トータルで予算オーバー。
さらに画像処理エンジニアはエリアカメラのようなフレーム取り込み処理に慣れていたため、総合的に考慮してGigE Visionに決定。
person3
人が目視で検査していた作業を画像システムに変えたい!というご依頼。
顧客要望はノートパソコンを利用したシステム構築(FA用途では稀)。
ノートパソコンで使えるインターフェースはGigE VisionとUSB3 Visionがあるが、検査用ノートパソコンのLANポートがすでに使用中。
画像処理速度もUSB3カメラ1台で問題なかったため、USB3 Visionに決定。
person4
高速搬送中のシート検査にて、16Kのラインスキャンカメラで60kHz以上で撮像が必要。
この要求スピードに対応可能なカメラインターフェースはCoaXPressと10GigE Visionがあったが、現場が少し高温環境下のため、より消費電力が少ないCoaXPressに決定。
いろんなケースがあることがお分かりいただけたかと思います。一筋縄ではいきません。
ちょっとしたことが決め手になったりしますので、インターフェースに悩んでいるときは細かいこともいろいろ教えていただけると、 NEDもスムーズに選定のお手伝いができると思います。
ぜひぜひ、お気軽にご相談くださいね!

オンラインセミナーのご案内

先日開催した画像処理セミナー、ご参加いただいた方どうもありがとうございました!
初心者向けということで、できるだけ簡単に、細かく画像処理を解説するよう心がけましたが、いかがでしたでしょうか。
今後もオンラインセミナーの取り組み、続けていければと思っていますので、扱ってほしい内容などありましたら 弊社営業にお伝えいただいたり、メルマガに返信していただいたりして、お気軽にご連絡いただければ幸いです。

さて、前回は画像処理でしたので、今回は撮像を! ということで、NEDの真骨頂!撮像ノウハウを余すところなくお見せいたします。
 タイトル:「撮像がうまくいかない!気を付けるポイントとは?」
 日時:8/27(木) 11:00~12:00
 場所:オンラインセミナー(Google Meetで行います。お申込みのお客様にURLをお送りいたします)
 主催:日本エレクトロセンサリデバイス株式会社 営業部
 参加費:無料
 定員:50名
 対象:撮像にトラブルがある、新たに撮像機器の導入をご検討されるお客様
そして9月には展示会にも出展します!
名古屋ものづくりワールド内、計測・検査・センサ展です。先日のメルマガでもご案内していますので、さらりと。
下記バナー日程、会場ご参考に、三密を避けてご来場ください♪
また、オンラインで展示会で配布している資料のダウンロードや、展示内容詳細、商談ができる会議システムなども ありますので、会社の規定などでご来場が難しい方はオンライン展示会にぜひご来訪ください☆
NED 営業小ネタ
皆さん、だいぶテレワークも板についてきた今日この頃ではないでしょうか?
竹迫はだいぶ慣れましたが、やっぱり飽きが来ています。セミナーとか展示会とか行きたいなぁ・・・。
もしテレワークじゃない方いらっしゃいましたら…ありがとうございます!!
事務所に行ってくださる方がいるおかげで回っている仕事がたくさんあるので、本当に頭が下がります。

そんなある日、テレワークをしている竹迫のもとに、直属の上司より一通のメールが・・・。
「TechViewの社内定例会に参加してください」との内容。
開発側の会議で普段参加していないので、なぜ竹迫?なぜTechView?と頭の中がハテナマークで一杯になったところで、上司から電話が来ました。
 上司M 「あのね、お客さんがね、TechViewのフォーラム作ってって言ってるんだけど」
 竹迫  「いいんじゃないですか。TechViewはユーザさん同士で話すと、参考になることいっぱいありそうですよね」
 上司M 「うん、それでね、実は先方からあなたご指名なのよ。メルマガの人ならできるでしょって。だからなんとかして」
 竹迫  「はっ???」
(竹迫の上司は優しいので、実際はもう少し竹迫のことを考えた言い方をしてくれています。笑)

ということで、メルマガを読んでくださっている方から新しいお仕事を頂戴するという、大変うれしい出来事がありました。
メルマガいつも読んでいただき、本当にありがとうございます~!!
身の引き締まる大仕事なので、いつも以上に気合い入れていきたいと思います。
TechViewのフォーラム、どうなるかまだ形は見えませんが、ユーザ同士の交流ってすごく役に立つんですよね。
いい仕組みづくり、考えていきたいと思います。

新型コロナのせいでコミュニケーションが難しくなっている世の中ですが、質の良いコミュニケーションができる方法を模索していきたいですね。
よい方法があればぜひ竹迫に教えてください!